「 ポップミュージックは平和である事が前提です 」
「 文化は平穏な土壌があって、初めて生まれる環境が出来ます 」
MC。。。
達郎さんの高校の1つ上の優秀な在日朝鮮人の先輩が70年安保で人生が変わり、
万景峰号に乗って北朝鮮に帰って行った。。。
達郎さんが24歳のときにその先輩の事を想って書いた曲が次の曲。。
「 # DANCER 」
思い返すとこの日は「SPACY」の曲も沢山聴けたな。。という印象 。
先の「高校の先輩」の話は、おそらく2002年のツアーでも
聞いていたように記憶している。
なので、そのツアーでも この曲は聴いていたとおもうが、
逆に言うと、それだけ達郎さん自身にも思い入れがディープな曲なのだろう。。
リリックはとても抽象的。。
「 僕らはみんな、逆立ちのダンサー 」
「 どうすればいいんだ? 」
「 窓の外は闇 」
でも、そんなMCを聴くと、なんとなく曲の世界観が見えるような気がする。
MCってやっぱり重要だね。
そんな難解な曲ではあるが、この曲はとってもクールなロックでもある。
この辺からバンドの演奏も俄然熱を帯びてくる。
達郎さんのライブのバンドメンバーはおそらく日本随一のラインナップ
これに異を唱える人はおそらくいないだろう。
なので、結構プログレ顔負けのインプロビゼーションワールド的に展開する曲が常にある。
今日は、この「DANDER」がその曲だ。
先ず、ベースの 「伊藤広規」
氏のベースの音が太い、太い。。
「超ぶっとい!!」
もう、 べこべこ いわして凄いこと凄いこと。。
伊東氏は1979年からずっと達郎バンドの低音担当。
ジミヘンが大好きなのか、メンバー紹介の際は必ず
「パープル・ヘイズ」 のフレーズを混ぜる。
今回は、おそらくマーシャルなのかな。。アンプも薄い明るい紫に塗っていた
そして、それに絡むのがドラムの 「小笠原拓海」
ボクが今、日本で一番好きな若いドラマー。
彼のドラムはボクが生涯一大好きなドラマー 故「ジェフ・ポーカロ」(TOTO)
のドラミングにとってもよく似ているとボクは思っている。
「踊るドラム」
洗濯機の事ではないぜ!
まさに「ダンス」を踊っているようなドラミング。 しかも正確無比。
しゃきしゃきと歯切れも良く 、 キレも凄い。
シャッフルビートなどを聴いていると、ホントにジェフの生まれ変わりのようだ。。
2007、8年のツアー、いつもの「スパクル」が始まってすぐに
「あ! 音が若い!!」
ボクはすぐにそう思った。。ドラマーが変わったのを知らなかっただけなのだが、
彼がそれをドラムで教えてくれた。
この「伊藤広規」と「小笠原拓海」のリズム隊のバトルが延々と展開される。
極上の緊張感。。 手に汗が滲む。リズムをとる右足に力が入った。
そして、そのバトルに徐々に絡んでくるのが、前回のツアーから新たに加入した
サックスの 「宮里陽太」
このお方のサックスも凄いの一言。。。
そのテクニックと、肺活量?には激烈な凄味がある。
でも、やっぱり 「音が若い!!」
古いコアなファンの方の中には 「ドラムはやっぱり青山純」 「サックスは土岐さん」。。。
あろうかと思おうが、ボクは断然今のラインナップが好みだな。
シャープな達郎さんの音楽には、2人の若くてテンションの高い音が良く合ってると思う。
手に汗握る「バトル」が 終わると曲もエンディングへ。。。
そしてそのまま途切れずオルガンの音で始まる曲が。。。
「 # 希望という名の光 」
比較的新しい曲は、皆さんご存知かと思うので貼りません。
この曲ははっきり言って泣ける曲だ。。。
特に前々回のツアーでは何度も熱いものが込み上げてきた。。
好きなフレーズがある。
「 運命に、、負けないで、、たった一度だけの人生を。。
何度でも、、起き上がって、、立ち向かえる力を、、送ろう 」
特に人生経験を長く送ると、、こういうフレーズに滅法弱くなる。。。
素晴らしい歌詞だ。。。
この曲は、もともとナインティ―ナインの岡村さん主演の映画の為に書き下ろされた曲。
丁度そのツアーの頃に難しい病気と闘っていた。。。
それと同時に その当時、サザンの桑田さんもガンと闘病していた。。
この曲は途中で「ブレイク」があるのだが、、
その時に、達郎さんはこの曲を、「この2人の為に歌います」。。そう言っていた。。
歌詞と、当時の2人の状況がリンクして、もうボクはメロメロになった。。
それだけでは無い!!
ブレイクの途中、、岡村信康さんの 「友よ」 これを歌っていた。。。
この曲を聴くと、常にそのツアーでの感動を思い出して、また泣きそうになってしまう。。
この日は、「ピープル・ゲット・レディー」 おなじみの「蒼茫」 この2曲を挟んでいた。
この曲は、もし知らない方でも絶対聴いてほしい。。
人生の懐の脇に常に置いておきたい。。。そんな曲です。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。mc
「 今日は、いつものツアーと違ってダラダラ演れていいなーー! 」
「いつもこういうスタイルで演ろうかなーーー?」
「 好きにやって!! 」
(こてこてのおおさかべんで )
おい! おっちゃん。。。。。。
そして、大阪では絶対演る! そう予測していた曲。。
1978年 アルバム 「GO AHEAD!」 より
「 # BOMBER 」
大阪のディスコで流行りだしたのが、達郎さんのブレイクのきっかけになったという
いわくつきの曲。。。当日までセットリストに入ってなかった。。。。って言ってたけど、
これ以外だったらどんな曲だったんだろう??。。。と思ってしまった。。。
こちらは是非聴いてみてください! どうぞ!!
イントロが流れてくると、小林克也さんのナレーションが入ってないほうが
ボク的には違和感があるな~。。 (ひとりごと)
聴いてのとおり この曲はギターがかなりフューチャーされる曲。
今日はここまであまり目立つシーンが無かった
「佐橋佳幸」 氏のゴリゴリにドライブする超絶ギターソロが凄かった。
膝くらいまでギターを低く構える彼のプレイスタイルはかなり好きだ!
でも、、ボクは結構 「松たか子」 ラバーでもあるので。。
かなり 「 嫉妬(ジェラシー――) 」 の目線が私的に入る
まあ、私的な部分を差し置いても、佐橋さんはセッションギタリストとしては日本一だろう。
小田さんの事務所の所属でもあるし。。。常に注目はしているよ。。
松さんの舞台をシアターコクーンに観に行った時に間近で見たこともある
相当小柄だ。。しかも黒しか着ないので、余計に小柄に見える。。。
「 勝ったな!!
ふはははー!!」
(背だけだろ!! )
はい。。。
この曲のエンディングで小笠原君のドラムソロが入った。。
前回のツアーはドラムソロが無かったので、これは嬉しかったな。。
硬質で激しいドラムソロ。 この残響がほとんどないホールで聴けて良かった。
こんな事言うのは僕だけかもしれないが、、ホントに80年代のジェフのドラムソロを
聴いているみたいだった。。
1音1音が鮮明に聴こえる。。。 小笠原君のドラムを聴くには最高のホールだと思った。
ソロのエンディングで ドラムの リズムが「シャッフル」に変わる。、
そうなると次はもうこの曲しかない
「 # LET’S DANCE BABY 」
シャッフルビートからおなじみのエレピのイントロが聞こえると。。。。。
何故、そわそわするかというと。。。「もそもそ」やって。。
これ を準備するからであります。。
実際に使用した物。。。。。
クラッカー。。。。
これは、達郎さんのライブでは完全「必需品」です。
上の音源を聴いてみてもちゃんと録音されてますので。。
2コーラス目の入りで、
「 しんぞーーに ぱん! ゆびで――っぽー」
この ぱん!
で一斉に鳴らします
これは病み付きです
30年以上前からの恒例行事、去年達郎さんが言ってたのは、、、
神戸かな?? 最前列の女性2人組が最初にやったのが全国に広まって。。
以降、恒例行事に。。なので、この曲は達郎さんのライブでは一回も外れたことが無いんです。
以前、なんかの記事で書いたけど、この曲が外れたら。。
エルトンジョンの「YOUR SONG」みたいに、、、
暴動は起きないけど、それに近い騒動にはなるでしょうね
皆さんも達郎さんのライブに行くときは必ず持参しましょう!
ただし!! ゴミにならないタイプの物を選択しましょうね。
後で、ゴミが散乱してると、達郎さんサイドがホールに始末書を書かされるので。。。
この日は、、嫁さんが 「ラヴソーング
」 のところでフライングしそうになって。。。。
あわてて止めました
めっちゃ怒り
あいつわざとやるからなー! あぶねーあぶねー。。。
途中のギミック!!
「 はーるばるきたぜ おおさか~~!
し~~~んかんせんをのーりついーで~~^^」
「 あっ おーーさかで~~え、うまれた~~^^
「 スウィートホーム! おーーおさかー!
スウィートホーム! おーーおさかー!
桑名!!聴いてるか!?
わてはもっおうーーーかえりまへーん!! 」
故 桑名正博氏とのレッツダンスは泣けたなーーー。
手拍子
ドラムの爆音
「 # アトムの子 」
自称! 「裏打ちの手拍子を
キープ! するのが世界で一番困難な曲
」
だんだんバラバラになってくるところがいつも泣ける。。。。
曲に。。というより小笠原君のドラムをきっ!と凝視してひたすら
リズムが乱れないように耐える。。。
ボクにとってはそんな曲
でも、いつ聴いても、めっちゃ楽しい曲だ 。
この音源は2年前にファンクラブのクリスマスCD用にカットされた音源に聞こえますね。。
いずれにしても。。ありがとうございます。
今日の「途中のお楽しみ」は普通に「鉄腕アトム」のテーマでした。
前回のツアーは何故か「ドラえもん」だったっけ。。
そして、賑やかしコーナーもいよいよ本編ラスト。。
あ、、、ちなみに、ボクがこのブログで盛り上げセクションを 「賑やかしコーナー」
と言うのは達郎さんの受け売りです。 江戸っ子らしい言い回しだね。
「 # loveland , island 」
この曲を聴くと、やっぱり学生の時に友達と 「ナンパだーーーー!!」
って叫びながらポンコツマーチで湘南の海を目指した事を思い出すなーーー!!
その後堕落して留年を重ねて行ったその友達
。。。。ちゃんと卒業できたのかな??
関係ない話で申し訳ありませ―――ン!!
おなじみの曲だからいいっすよね
歌のパートが終わると
ついに伝家の宝刀 「カッティングギター」 の嵐が吹き荒れましたね・・
これはやっぱり凄かった!!
前回のツアーで運よく前列に座れたんですけど、
達郎さん、、カッティングやる前に、袖まくって、パン!って手を一発はたいて
「 それ!! やったるでーーー!!」
って、マジで叫んでました
そして、いよいよラストのお楽しみ
いよいよ! こいつの登場
「 ついに戻ってきました!
フェスティバルホールの このメガホン!!
これからも、、、、よろしく!! 」
ゆーーーーーーーーーーーーーーーーー
-ーーーーーーーーーーーーーーーーー
-ーーーーーーーーーーー!!
次回! アンコール!!
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