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[ 5 ] さくらライブプロジェクト 小田和正 5/30(木) 福島県文化センター  [小田和正]


  「さて! 福島初日のコンサートもいよいよ後半戦に突入します
        
             みんなで、最後まで盛り上がって行きたいと、、、思います!!」




「ご当地紀行」のエンディング、いつものように小田さんの後半戦突入宣言が入ります。



そして静かで重厚なシンセの響き
スクリーンに 「 かなた 」 という文字が浮かび上がり
ライブ後半がスタートです。



この曲は、ごめんなさい。。新曲なのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃるようでしたら教えて頂きたいのですが、、
全く初めて聴く曲でした。

曲の感じは 「 骨太 」なイメージ。
力強いスケールの大きな「 男のメッセージ 」そんな印象を抱きました。

曲調はミディアム調の「 壮大なロックバラード 」
柔らかなAメロ、Bメロが、サビに入ると一転重低音で重たいビートに変化してゆく。
小田さんにはちょっと珍しいタイプの曲展開にハッとさせられた。

リリックに 「 命 」 「 超えて 」 「 続いてゆく 」
そんなワードが多く入っていた。
命の普遍性や輪廻について歌っている曲のように感じた。
やはりこういう被災地でのライブなので、
それに合わせて創られた感がひしひしと伝わって来る。


この曲は小田さんの被災地や、震災で犠牲になられた方への 
「 鎮魂歌 」なのかな?。。 そんな事を思いました。



歌詞で覚えている部分を書いてみますね。


 
  「 失くしてきた小さな勇気や、忘れていたやさしさや 
       
     生きてゆく、その理由(わけ)さえも、この命は伝えようとしている 」
 
   
   「 だから、ここで、今もキミを守ってゆく、守ってゆく、僕等がこの手で 」
 
  
  「 僕等をこえて、別れをこえて、悲しみをこえて、心こえて
 
        命をこえて、時さえこえて、永遠に続いてゆくんだろう  」
 
 
 
断片的で申し訳ないです。
細かいところも若干違っているかもしれませが、
いま、こうして終演後に走り書きしたメモを見ながら詞をここに書いている間にも
「熱いもの」が込み上げてきそうになります。
 
小田さんの 「命への想い」 「被災地への想い」 「生命観」 「祈り」 
全てが一片のリリックに込められているかのようです。
 
あまりにも重厚で壮大なテーマなのですが、
曲は男気溢れる力強さの中にも
小田さんらしい豊かな美しいメロディーに彩られていました。
 
この地の置かれている状況にあまりにオーバーラップするこの曲を、
ボクは、いや、周りの人全員が固唾を飲んで聞き入っていたように思いました。
 
この曲はどのような形でもよいので、
いつか必ず音源化して欲しい。 ボクはそう思いました。
 
 
歌詞を書いている間に熱くなってしまいました。 すみません。。
 
 
 








 ワーン、トゥー!!



稲葉さんのカウントからスリリングなアコギのイントロへ[exclamation]
 
 
  「 # グッバイ 」 
 
 
「どーもどーも・ツアー」では後半戦の最初の曲だったこの「グッバイ」
実は、今発表されている小田さんの曲の中では
最も個人的に思い入れの深い曲です。
 
 
過去と決別をして、新たな1歩を踏み出す、踏み出そうとする情景を歌うこの曲。
 
 
   
  「 真っ直ぐな愛と、くじけそうな夢と、ちっぽけな誇り、それだけを抱えて
 
      僕等は向かうべきその場所を、目指してゆく他は無い 」
 
 
  「 風の強いこんな日は、人生が大きく変わってゆく
 
        グッバイグッバイ、今はグッバイ! 新しい明日が来るはず 」
 
  
  「グッバイ! グッバイ! グッバイ! グッバイ!
 
              人生が大きく動いてゆく、グッバイ、グッバイ!

                              今はグッバイ!新しい明日が来るはず 」
 
 
 
眼前に見下ろす小田さんに合わせてこのサビを小さく口ずさみながら、
もう、溢れる涙をこらえることが出来なかった。
 
今日はこの曲は聴けないと思っていたから余計になのかもしれないが、、
 

今から7年前、いささか重い腰を上げるには年齢的に遅すぎる決断だったが、
「独立して、自分の店を持とう。。」そんな行く先の見えない。。重い決意をした。
上手くいくかどうかは解らない。しかし、後ろを振り返ることもできない。。
そんな苦しい時期があった。 
 
まさに1度あるか無いかの 「人生の賭け」 
歯を食いしばってプレッシャーに耐えていた日々。。
 
いまでは「ちゃらちゃら」と適当に休みを取っては
好きなライブを観に出かけている、しょーもない自分に成り下がってしまっているが、、
この曲を聴くと、当時の自分の置かれていた状況とあまりにも重なり合うので
必ず熱いものが込み上げてきてしまう。。
 
小田さんは年齢的には、ギリで「父親世代」
小田さんの近年の曲の中では「the flag」など
同世代に向けた曲などは、世代の違いからか自己投影するまでには至らなかった。
 
でも、「やっと小田さんの曲に自分を重ねる事がこの歳でようやく出来るようになったんだな。。」
そう大きな感慨に浸ったのが、2011年5月8日
ツアー最初の2日間の長野公演を観終えて
車を自宅へ向けて走らせながら大声でこの曲を歌っていたその瞬間の事。
 
 
その曲を今日、この福島で小田さんが目の前で熱唱している。
この曲はよく聞くと、震災地への「エール」のようにも聞こえる。
 
 「 新しい、明日が来るはず!! 」
 
 
小田さんはこのツアーのために相当頭を悩ませて
セットリストを作ったように思う。
 
演奏も熱のこもった素晴らしいものだった。
エンディングで稲葉さんがまた感情を込めたロングで嵐のような熱いギターソロを響かせる。
感動で全身が粟立つ。そして涙でステージが見えない。
 
 
最高だ! 最高の夜だ!
 
小田さんはやっぱり凄い!!
 
心の中でそう何度も叫んでいた。
 
 
 
 [ 6 ]に続く・・ 



  IMG_1299.jpg
 
 
 
 
 
 
 
6月19日 午前2時15分 追記。。。。
 
 
。。。。。。
 
 
お恥ずかしい!! 
 
 
記事の最初に登場した「 かなた 」 
JRAのCMソングだった事実をようやく知りました。。

コメントを寄せてくれた方、ありがとうございました。
 
「小田さんファン歴30年!!」などとボクはいつも周囲にのたまわっておりますが、
こんなんで良いのでしょうか??
 
JRAのCMを小田さんが手がけることは知っていたんですけどね。。
CMも一度も見ておりません。。プレスもよく読んでないことがバレバレですね。。。
 
しかしながら!
 
この曲を初めてあの福島の地で聴けたことは本当に良かったと思ってます。
その時感じた衝動、深い感動はそのまま文章として残しておきたい。。。。
 
なので、いささか恥ずかしいですが、この記事はそのままにさせていただきたいと思います。
 
 
 
                          ヨシゾー99 
 
 
 
  

   
 
 
記憶力はまだ死んでなかったぜ(笑)
 
 
 
  JRAホームページ、CM紹介
 

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コメント 2

naco

はじめまして。小田さんのライブレポ楽しく拝見させていただいています!
「かなた」という曲は今JRAのCMに使われている曲で、小田さん最新の新曲です。JRAのHPのギャラリーで観る事ができます。是非ご覧ください!Youtubeでも観られますよ。

続きを楽しみにしています。
by naco (2013-06-18 21:11) 

ヨシゾー99

naco様! コメントありがとうございます!

そして。。。。ありがとうございます!!

恥ずかしいっ!!
自分のチェック力の無さにあきれるばかりです。。(汗)

でも、この「かなた」
福島で初めて聴けて良かったとも思います。
あの時感じた衝動はそのまま残しておきたいので、
記事はそのままにしたいと思います。

時間かかって申し訳ないですが
続きも頑張って書きます!!  よろしくお願いします。


追)記憶力はよかったでしょ??(笑)
by ヨシゾー99 (2013-06-19 02:04) 

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