2日目の「本日 小田日和」 7/13 東京体育館(ミニ)レポート ~セットリストあり~ [小田和正]
今日は自分にとって和歌山初日に続き「2日目」の
音響環境もあまり大差ないように思えましたが。。
それが本日一番の疑問でした。
(後)小田和正 「本日 小田日和」 和歌山・旅の記憶 [小田和正]
やってまいりました! 和歌山城です!!
宿泊したホテルの部屋からの和歌山城はこんな眺め
最初の写真はこの画像の左下側の端の端っこ辺りになります。
時間は12時半頃でしたでしょうか?
帰りの列車の時刻は15時
まあ、観光と言っても遠出は無理なので、
普通にお城を廻って帰ろうという考えに至りました。
それに。。
前日の小田さんのご当地紀行でも「ここ」はとてもしっかりと登場してましたので
さて! 敷地内へと入ります!
おっとー!! そこのスタイルの良いお嬢さん、
映っちゃってごめんなさいね〜!^^
悪気はね、、、無いんですよ〜 ^^
門を潜ると果てしないまっすぐな石畳が。。。
この日は猛暑。。。
もう、引き返したくなりました(笑)
突き当たりまで進んでもまだ続きがありまして。。
今度は複雑でジグザグな通路。。
そこを抜けると今度は岩の斜面を昇ります
かなり過酷。。。
これ、、柵とかあるから普通に昇れますけど。。
無いと天守閣まで行くのはかなりの難苦行だと思います。。
あ!!☆ さっきのお嬢さん。。これまった失礼〜 ^^
(掲載許可を得ています。。 )
昇ると視界が開けるのですが。。。
まだまだ続きがあるようで。。
もう二度と来たく無い。。。そんな気分にさせてくれます。。和歌山城
あ。。真ん中にまた女性の姿が見えますが。。
さっきの方とは違いますよ〜〜 汗
(掲載許可は得ていません.。 )
あの。。別に女性を狙って撮っている訳じゃ。。。ないですからね〜
偶然ですよ〜〜 ^^
( へんたい。。。 )
い。。。いやっ!
最近は「お城女子」っていう方も相当いらっしゃるみたいですね〜
去年も遠征先で沢山のひとり女子の方、見かけたじろ〜
( めっちゃあやしいぜ。。。 )
ま 前の画像の奥の階段を昇ると、まだまだ迷宮のように
道が続いていたっけな〜〜 ^^
マジで遠い天守閣!!☆☆☆
この頃ヒーヒー言ってました
ホント、天守閣までの「直通階段」みたいの無いのかね。。
( そんなかんたんに行けたら敵から城、守れねーだろ? )
小ヨシ君!!
今はもう戦国時代じゃないんだよー!
「 時代は〜いま〜 変わってゆく〜
(いきものがかり・風が吹いている より) 」
( 直通階段で天国まで登んなよ。。。 )
。。。
ようやく天守らしきものが見えて来ました。。
天守閣への入り口です。
ここでチケットを切ってもらうのですが、、
ここが初日のご当地紀行で登場したポイントになります
これ、案内のパンフレットなのですが、、、、
「ここから再現シーン。。。」
おもむろに一つ手に取って歩きながらパンフを開く小田さん。。。
小田「 あれ?? 字が全然読めねーー!! 」
客 「 爆 」
そうです。。。
こちら左端以外は外国人観光客向けになっていて、、
小田さん、右から2番目の「中文」を手に取ったのでした(笑)
僕は、この中文パンフを記念に一つ持ち帰りました^^
こちらが天守閣
いきなりですがてっぺんです!☆
和歌山の街を一望です! 素晴らしい景色!☆
あの真ん中上の方に見える大きな銀の屋根がライブ会場の
「ビッグホエール」です。
この天守閣の展望ゾーンもご当地紀行に登場しましたよ。
和歌山の街を見下ろす小田和正♫
なんてシーンもございました。
往路とは別ルートで下ります。。
これまたかなり険しい山坂道。。
この石段もご当地で登場しました。
初日のご当地は、
「様々な石段と格闘する小田和正 」
そんな風情もありましたね。
小田 「 身体を鍛えながら心も鍛えちゃう 」
そんな笑いを誘うシーンが印象的でした
しかし、以前、
ご当地はもう負担が大き過ぎて止めた方がいいんじゃないか。。
そんな議論が小田さんサイドやファン、両方でありましたが、
やっぱり続けてくれている。。本当に小田さんには頭が下がります。。
さて!
こちらは。。
「森永喫茶店」でございます。
和歌山駅からメイン通りを徒歩3~4分くらい進んだ通り沿いにあります。
こちらもご当地に登場したので、帰る前にチョット寄って行こう
ということでやって来たのですが。。。
日曜日でお休みでした。。。
そのご当地のシーン、
どんなシチュエーションだったかというとですね。。
小田 「タリーズかスタバかな〜〜?^^」
と、コーヒーを飲む所を探していた小田さんが偶然目にとめた喫茶店。。
そんなシーンでした。
超ど級なボリュームのモーニングに驚愕する小田さんと
とても気さくでおしゃべり好きな店主のおばあちゃんのやりとり
これがまた大ウケでした。
で、このお店の創業が昭和22年。。。
小田 「 俺と一緒じゃん。。。 」
(昭和22年生まれ。。)
客「 笑 」
そんなシーンでした。
和歌山駅
帰りの「くろしお号」がやって来ました。
そんな感じで今回の旅は終了です。
満喫。。とまでは行きませんでしたが、
十分和歌山の空気と味を堪能できました。
ツアー初日にもまた無事参加出来たし、ライブも最高!
言う事無いですね!☆
そう、、こんな感じで、一度足を運んだ街は必ず思い出もくっついて来ます。
もう一度来たいな。。。
そう思わなかった街は今まで無いです。
日本は本当に良い国ですね。
今年初のやや遠目な遠征を経て、そんな事を思いました。
必ずこの和歌山にももう一度来るんだ!!
そう誓ってこの和歌山レポートをまとめたいと思います!
えー・・それで・・
次回の小田さんレポートは・・・
旅の記憶が無い場所でございます
と、言えばもうお分かりかと思いますが。。
で、今回のツアー「本日 小田日和」は
おおよそ月1での参戦になります。
果たして今後どの会場に私は行くのでしょうか??
(個人主義。。ならぬ 秘密主義 )
と、例によってもったいつけた所でこの記事を〆ます^^
では、次回の小田和正レポートをお楽しみに〜
(中)小田和正 「本日 小田日和」 和歌山・旅の記憶 「銀平本店編」 [小田和正]
小田さん、ツアー初日の翌日の和歌山の朝でございます。
日付は6月29日(日)
やや雲が出ていますが、基本晴れ
というより、めっちゃ暑かったです。。
30度は軽く超えていたと思います。。
湿気もあり、大変蒸し暑い一日でした。
僕の遠征の基本的法則から行くと。。
和歌山のライブは28、29の土日2日間でしたので、
この日も当然参加してよく月曜日に帰るのが基本なのですが、
今回の遠征は。。。
諸処の事情がありこの日関東に帰るスケジュールです。。
非常に名残惜しかったですが、まあ、この日のうちに帰れば良いので
まだまだ和歌山の街を満喫しようと観光モードの一日になりました。
ホテルをチェックアウトして先ず最初に向かった先はこちら
「 銀平本店 」
という和食屋さんです。
とっても良いお店でした!☆
実はこのお店。。。
前日に追い返されて
( おい。。。。 )
あ、、いや
お邪魔したのですが、満席で丁寧にお断りを頂戴したお店なのです。。
実は和歌山到着後、タクシーの運ちゃんに、、
「美味しい魚を食べさせる和食屋を教えてよ~~ 」
とお願いしたところこちらのお店の前にクルマを付けてくれたのです。。。
しかし、、、、満席だとあっさりと断られ。。。
このような場合、普通はこれでもうこのお店とは縁が無かったと
ひねて諦めるところなのですが、、
そんなに人気店であるゆえんと
店内の雰囲気がとても自分の好みだったのがどうにも気になって。。。
後ろ髪を引かれ。。。
翌日の開店直後を狙ってリベンジ襲撃(笑)をかけたのでした
しかし、11時半の開店前に行ったのでなんとかなりましたが、
その後すぐに来たお客さんは早くも断りを入れられていました。。。
いやはや予約必須の大変な人気店です 。。
しかし!☆
そんな人気の理由も、料理が出てきて即納得しました!☆
こちらが先付け
「シラスの釜揚げ、自家製豆腐、野菜のてんぷら、すり身揚げ」です。
盛り付けがとても美しい。
料理も仕事の丁寧さが一口で直ぐに解ります。
小お造り
「カツオのたたき、鯛、カンパチ」です。
そして最も感動したのがこちら☆
自家製手打ちそば
アオサとハマグリのダシでいただくのですが、
アオサの潮の香りがブワー――っと
鼻腔を刺激します!☆
どんな海の幸よりも。。。
「あーーーー!! 海の傍まで来てるんだ!!♬ 」
そんな気持ちにさせてくれます♬
これは特筆レベルで美味しかったです!!
グロい!!? (笑)
なんて魚だっけ。。^^
忘れましたが。。。
煮付けです。 あっさり炊きでご飯にぴったりでした。
これ、漬物です
どれも美味しい!!
こんなに凄いボリュームで出て来ます。
そしてデザートも頂きました
「焙じ茶のパンナコッタ」
甘さを抑えてさっぱりした余韻を口腔内に残してくれます。
非常にレベルの高い素晴らしいお店でした。
お昼でここまで手抜き無しのクオリティーを出せるなんて。。
感嘆しました!☆
きっと再び和歌山を訪れる機会があるとしたら、、
夜はココですね!☆ 決定です!
いきものがかりさん、どうか和歌山公演よろしくお願いします^^
。。。。。
今日は長くなったので、この辺にしましょう。。。
次回こそ和歌山城へ行きます!!
(前)小田和正 「本日 小田日和」 和歌山・旅の記憶 [小田和正]
東京駅でございます^^
久しぶりの新幹線での遠征に、
すでに小学校の遠足のごときノリノリです
え。。??
「先月大阪行ってたろ!」って??
よくご存知ですね。。
だるま!☆
これは。。ポールマッカートニーの大阪遠征になる筈だったんですよ。。汗
中止になってもそのまま行ってしまいました
ライブですよ、「ら。い。ぶ」
あくまでライブでの遠征はちょー久しぶり!
ライブでの遠征と普通の旅ではテンションが全く趣が異なるんですよね〜。。
特に今回は初めての「和歌山」
そしてあの「小田和正」の初日!☆
特別感たっぷりでの出発です!!
新大阪駅にて。。。
「特急くろしお」です。
和歌山へは新大阪からこれに乗り換えてさらに60分
東京からはトータルで3時間半強の道のりでした。
そして到着です!
お世話になったホテルへ
チェックインの後、しばし街をぶらつきながらお昼を頂いたんですけどね、
和歌山の街、非常に静かなのに驚きました。
土曜日なのに人影もまばらで。。。
我が茨城のローカルなJRの駅前を思い出しました。。
駅前大通りに面する商店もかなりの数シャッターを閉じていて。。
日本の現状をしばし憂いてしまいました。。。
ライブなんかもね。。
アリーナで関西であれば当然「大阪城ホール」となる訳なんですが、
このような少し外れたと言ってはあれですが、
小田さんのような集客力のあるビッグネームが超大都市圏から外れた
アリーナでライブをやる事は地域の活性化にとっても大事な役割を果たしているんだな。。
そんな気がしました。
実際ライブ中に小田さんが「地元の人手を挙げて〜?」とやったところ、、
地元の方は5人に一人くらいの割合でしたから^^
いきものがかりも是非和歌山でやって欲しいですね〜。。^^
当然僕は関東から駆けつけますからね ♫
はい!
その「和歌山ビッグホエール」
キャパは6000か7000ですよね。
コンパクトなアリーナでステージが見やすいし、
まだ比較的新しめな感じ、クリーンなとっても良いアリーナでした。
旅の記憶にお付き合い頂いた方だけに
あ、、別に写真はNGでは無かったですよ〜^^
今回のツアーも近年同様「変則レイアウト」です。
ちなみに僕はアリーナ「D」でした。
プレスでこんなに良い席は。。今まであったでしょ〜か〜?(笑)
ライブは本当に最高でした!
「same moon」 のツアーから初日はずっと押さえて来てますけど、
今回の完成度はピカいち!!
いつもよりリハーサルを長くやったのが納得! よく分かりました。
感動の面では前回の長野が一番でしたけどね^^
さて!
恒例の「呑み」です!☆
今回お世話になったのは、和歌山東急インの地下にあります
「俵屋」さんというお店です。
大将とおかみさんがふたりで切り盛りしている、
こじんまりとしてますが、良いお店でした。
こちらはお造りの盛り合わせ。
厚切りでダイナミックに魚のボリューム感を味わえました。
左下の「鱧の梅肉」と右下の「鯨」は大将の粋な計らいで
鯨が若干凍っていたのは致し方無しか。。。^^
「鱧の天ぷら」はサクサクと!♫
こちらは普通に鳥の唐揚げ ^^
「水茄子」
地酒 「 雑賀 」
鮮烈でした〜♫
関西にこの時期来たら絶対に食べたい!
それらをガッツリ網羅で頂きました!
とても気さくな大将と女将さん、ありがとうございました!
こうしてライブ後の余韻を楽しみつつ。。。夜は更けて行ったとさ
それでは次回後編!☆
再びのグルメあり、観光あり、ご当地紀行スポットあり!☆
そんな感じでお届けしまーす!!
お楽しみに!
この過酷そうな岩場は。。果たしてどこなんだーーー????
答え=和歌山城^^
「本日 小田日和」 ツアー初日 和歌山レポート(セットリストあり) [小田和正]
初めての和歌山です!
あの「thru the window」のツアー以来なんですね~!☆
小田さんの少年時代、和歌山に里帰りした小田さん一家
やっぱり少しクジラっぽい雰囲気がありますね。
そばにあったスタンド花を撮り忘れてしまって。。。^^
細かいレポートはまた後日、やっぱりツアー後がいいかな?
やろうと思っていますので。。。
をお送りしたいと思います。
[ 10完 ] さくらライブプロジェクト 小田和正 5/30(木) 福島県文化センター [小田和正]
「 いい夜だった。。 」
ダブルアンコールに応えてくれた小田さんの第一声。
この奇跡のような素晴らしい ひととき の締めくくりに相応しい一言だった。
心の中から「すっ」と出た、そんな感じの言い方だった。
今日ここにいる皆もその気持ちを共有していた筈だ。
柔らかな笑いを少し含んだ歓びの歓声と拍手が会場を包んだ。
「 このツアーは今日と明日で終了しますが、
この曲は僕たちみんなの気持ちをうたってる歌だと思います。
オーバー・ザ・レインボウ
という曲を演りたいと思います。」
全然違うアーティストでごめんなさい。。。
エリッククラプトンのバージョンです。
ボクが「オーバー・ザ・レインボウ」で連想するのは
ジュディガーランドより武道館で何度も聴いたクラプトンのこのバージョンだし、、、
小田さんの「盟友」 ネイサン・イースト氏 も居ますので、、、
ご勘弁ください。。
しかし、演奏スタイルとか、テンポなど、このバージョンが
当日の状況に最も近いと思います。
どうか、「クラプトン」を「小田さん」に置き換えて
ご覧いただければと思います。
「 # somewhere over the rainbow 」
(虹の彼方に)
虹の向こうの どこか空高くに
子守唄で聴いた国がある
虹の向こうの空は青く
信じた夢は全て現実のものとなる
いつか星に願う
目覚めるとボクは雲を見下ろし
すべての悩みはレモンの雫となって
屋根の上へ溶け落ちてゆく
ボクはそこへ行くんだ
虹の向こうのどこか遠くに
青い鳥は飛ぶ
虹を超える鳥たち
ボクも飛んで行くよ
今日は金原さんがいて本当に良かったと思う。
ゆったりとした優しいバイオリンの音色が小田さんの声に
しなやかに絡んで秀逸な演奏だった。
この曲も曲の切れ目で自然に拍手が沸き起こって、
それが、ラストの小節に入るとともに軽い手拍子に変化していった。
曲が終わると その手拍子が大きな拍手に変わり、以降鳴りやむことは無かった。
スローな曲なので座って聴いていた観客がさざ波のように立ち上がる。
ボクも当然立ち上がり拍手を送った。
ごく自然に スタンディングオベーション が成立していった。
それは穏やかな感動を呼ぶ素敵な光景だった。
小田さんはホッとしたような笑顔で大きく一礼
拍手が一層大きくなった。
ドラムのカウントが 「4」 で入る。
「 # YES YES YES 」
「 YES YES YES 」
ひとつの「YES」に合わせて人差し指を一回前方に突き出す。
つまり 3回
前回のツアーから定着したこの「振り」は正直あまり好きになれなかった。
それだけでなく、手拍子がとりやすいように
アレンジがレゲエ調に変化して、サイケ調なオルガンまで加わった
このバージョンはボクは正直あまり好きにはなれなかった。
「YES YES YES」は重厚で荘厳でストイックな「ロック」だったはず。。
原曲至上主義が過ぎるかもしれないが、
そんな風にここ2、3回のツアーではノリ切れてなかった。
でも、不思議と今日はそんなつまらないこだわりが
一切頭に湧いてこなかった。
自然に右手の人差し指が出た。
夢中で手拍子を送った。
きっと「今日の」ラストの曲だという予感があったりとか
「今日の」他のお客さん達と最後まで一緒になって盛り上がりたい。
そんな気持ちが強かったのだと思う。
曲が始まってすぐ、再び舞台袖に「コーラス隊」の準備が始まっていた。
今回は隊員が倍くらいに膨れ上がっている。
背広組もいる。 イベンターのスタッフだろう。
今日「ご当地紀行」で大活躍していた 「さちゅう」さん
という東北のイベンター「ギルド」の社長さんも加わっていた。
「 振りかえらないで 今 君は素敵だよ
僕の行く所へ あなたを連れてゆくよ!
手を離さないで!! 」
コーラス隊だけではない、今日は観客も大合唱していた。
圧倒されるくらい物凄い大合唱の輪が出来ていた。
左右の人が大きな声で歌っていた。
自然に「オレも」と声に力が入る。
大合唱ってそんな風に出来上がってゆく物なのかな?
妙な事を思って感心した。。
そして、今日、もう何回目だろう。 会場の一体感を肌で感じるのは。。
「凄い夜だ!」 そう心から思った。
「あなたを 連れてゆくよーーー!!」
小田さんが最後の渾身のシャウト。
バンドがアウトロを爆音で奏でる。
激しいビートと恍惚の果てに演奏が全て終了した。
小田さんは満足そうな笑顔。
メンバー全員で客席に一礼。
小田さんは左右へ交互に移動して端の方の客席にも手を振っていた。
ボクは右手側の端の席だったけど、小田さんは正面に来てくれて、
2階席の僕らの方にもしっかり手を振ってくれた。
もちろん手を振り返す。
最高の一夜をありがとう。 心の中で何度も呟いていた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ステージに誰もいなくなった場内には 「その日が来るまで」 のピアノのインスト曲が鳴っていて。。
ごめんなさい。。。
終わった後、結構茫然自失状態で その光景をよく覚えていないんです。
スクリーンに小田さんの後ろ姿のシルエットが浮かんでいて、
最後に
「 また 会おうぜ 」
と、自筆のメッセージが映されていたような気がする。。。。
。。。。。 車までどうやって歩いて行ったのかも良く覚えていないんです。。
どうしよう。。凄いライブを観てしまった。
この後、こんな腑抜けな状態で4時間どうやって運転しよう。。。
そんなことをぼんやり考えていました。。
とにかく、忘れないうちにメモを書いとかなきゃ。。。
そう考えていたのはよく覚えている。。
車のウインドウガラスに激しい雨が叩きつけていた。。。。
そう、去年のあの日を思い起こさせるような大雨。。。
あの忌わしき「いわき三和インター」を通過するときはちょっとドキドキした。。
もう、完全にトラウマだね。。
帰りの車の中では小田さんの曲をかけた。
普段はライブ演奏の余韻を残しておきたいから
あまりその日観たアーティストの曲をかける事はまず無い。
やっぱり今日は特別だった。
「グッバイ 」は4、5回かけてたと思う(笑)
またウルウルしながら大声で歌った(笑)
そう、あの2年前の長野の帰りと同じ。。
そして、次はいつになるのだろう。。
9月で66歳の小田さんだけど。。
今日みたいな「巨大な凄味」を見せつけられると やはり次を期待してしまう。
新曲「かなた」も素晴らしい曲だったし、また頑張ってオリジナルアルバムを作って、
是非第一線での活躍を続けてほしい。
今日のコンサートは正直今まで少なくとも50本以上見た
小田さんのライブの中でも出色だった。
それに、小田さんの音楽に出会ってから30年経つけど、
ようやく自分にフィットしてきたと思えるようになってからはまだ数年しか経っていない。
個人的に、まだまだ!
なんとか小田さんにはメジャーの第一線で踏ん張って欲しい。。そう思います。
そして今日小田さんも言っていましたが、
「その日が来るまで」 の 「その日」 はまだまだ先の見えない状況。
小田さん、当然「その日」が来る事を願っているだろうし、
そのための活動を今後も展開していくだろう。
小田さんの次のステップを待ちましょう。
そして、ボクも「その日」が来ることを「小さな被災者」として、、
今までも願っていましたが、ここ福島に今日足を運んで、
現地のその空気を肌で感じた事によってその想いが今までより確実に強くなりました。
是非、このブログでも小田さんの活動と共に
一旦引っ込めたけど、、、今回復活させた「震災」のカテゴリーを充実させて、
復興を小さい声ながらでも叫んで行きたいと思いました。
いわきから自宅までの約2時間も。。
相変わらず激しく雨が叩きつけていましたけど。。。
「やさしい雨」 を聴いて歌って、、なんとか乗り切りました。。(笑)
fin
(全て読んで頂いた方、本当に長い事お付き合いいただきまして
ありがとうございました。 感謝感謝です。)
[ 9 ] さくらライブプロジェクト 小田和正 5/30(木) 福島県文化センター [小田和正]
少し大きく左右の袖にゆっくりと歩きながら情感たっぷりに歌う。
君の本当に大事なものを見つける その時まで 」
やっぱり前回の「どーもどーも」ツアー初日の長野ビッグハット。
長い花道をゆっくり歩きながら歌っていた小田さん、
今日のように途中涙で歌えなくなってしまった。。
ニュースでご覧になった方も多いと思う。
歌いながら時折声が裏返ったり、、一瞬言葉が出なかったり、
ほとんど泣いていたのと同じ状況だった。
そんな空気を感じた。
ボクもこの曲を聴きながら、目がウルウル来そうになるのを必死でこらえていた。
男が3度も泣けないよ。。。
きっとそうだと思う。
そして小田さんが「2」のリズムで手拍子を打つのに合わせて、
皆で一緒に手拍子をした。
園山さんは残念ながら不在だったけど、今日も
far east club bandは最高だった。 金原さんも もちろん最高だった。
小田さん、嬉しそうに笑顔で何度もうなずく。
ゆったりしたリズムの手拍子が両者を繋いで、
場内は またその時一つになっていた。
そんな最高の雰囲気のまま、
ゆっくりと、そして静かにhello helloはエンディングへと向かって行った。
笑顔でステージを去る小田さんに、ほぼ全員じゃなかろうかと思うくらい
沢山の 「ありがとう!!」 のコールが降り注いでいた。
「ありがとう」
どんな小さな声でも「ありがとう」と小田さんにここで言わなければいけない。
そんな気がしたのだ。
[ 8 ] さくらライブプロジェクト 小田和正 5/30(木) 福島県文化センター [小田和正]
演奏中よりももっと大きくて暖かな拍手が会場全体を包んでいた。
小田さんは照れと泣きが入り混じったくしゃくしゃな顔をしている。
小田さんがいよいよ話をし始めるまで、その拍手は続いていた。
きっと小田さんが言葉を発しなければそれは延々と続いていたことだろう。
想いを 誰かに 伝えようとしてるんだ
君の大切な人にも 風に乗って きっと届いてる
思い出に置き換えて 今を生きるために
いつだってみんなを 幸せにしている
間違っても 何度 つまづいても
でも 小さな その 物語に 答えはひとつじゃないんだ!
君の大切な人にも 風に乗って きっと届いてる
高く高く心解き放つんだ
忘れないで 君の その笑顔は
いつだってみんなを 幸せにしている
情感たっぷりに大音量で響き渡る。
小田さんは客席に一礼
場内はまた大きな拍手に包まれる
小田さん、2階席や端の方の席にも手を振る
みんな柔らかな満面の笑顔で手を振りかえし、又は力一杯の拍手で応える。
優しさとぬくもりに満ち溢れた素晴らしい光景だった。
脇と肘を「グッ!」と引き締めるいつものポーズを
そして、背中をやや丸め、あごを引き、歌う!!
あまりにも慈愛に満ちた優しくて力強い歌だ。
ボクはこの時、震えが来るほどこの素晴らしい曲に感動していた。
ここ、東北でコンサートをやるにあたって伝えたいこと、願い、希望
その全てを象徴する曲のように思えた。
そして見方は異なるが、これだけ名曲達を冒頭から延々と連発した後、
最後にまたそのさらに上を行くかのごとき「この曲」が残っている。
小田さんの凄さを改めて見せつけられたような気もした。
小田和正という「人間」とその「音楽」に出会えて本当によかった。
皆 泣き、笑い、様々だけれど、もれなく「幸せ」なとても良い顔をしている。
皆もきっと同じように思っているんだろうな。。
その位力を込めて大きく拍手を送り続けた。
そしてその拍手の波はいつまでも鳴りやむことは無く、
いつしかアンコールを求める手拍子へと形を変えていった。
メモ帳に走り書きしたものをほぼそのまま書いております。
その意識下のもと、読んで頂ければ幸いに思います。
[ 7 ] さくらライブプロジェクト 小田和正 5/30(木) 福島県文化センター [小田和正]
なんの曲かついに気が付いたボクは「唖然」「茫然」
信じられないことが起こっているぞ!!
そんな状況だった。
先のアルバムのツアー初日、1991年12月1日大宮ソニックシティー公演
それ以来だと思う。
実はこの曲、ボクが個人的に大好きなとても思い入れの深い曲。
ベストには入らないしね。。。
きっと小田さんのファンの中にはボクと同じ考えの方、
そう期待しながらいつも「 残念な結果」に終わっていた曲でもある。
22年経つし、そろそろ諦めが入る頃合いだ。。
予想だにしなかっただけに「大感激」「大感動」の嵐。嵐。
最後の合唱のパートはもう小田さんマイクをほとんど通してなかった。
なんて素晴らしい光景なんだろう。
その時、会場内が完璧に 「ひとつ」 になっていた。
「どーもどーも」ツアーではスクリーンに公演地の空の映像がその風景と共に
映し出されていたが、今日はもちろん「福島の空」
ここにいる人々はおそらくほぼ被災地域の方々。
皆、それぞれの想いでこの映像を見ていた事だろう。
ボクも、つい震災の時の事をあれこれと思い出してしまった。
(大した被災はしてないのですが、その時の事を回顧して記事にしてあります。
ご興味ある方は「震災」のカテをご覧ください。)
前回のツアー「どーもどーも」
そのツアーの途中からこの 「その日が来るまで」 というキーワード
は登場していたように思う。
「震災で被害に遭われた方が本当の意味で、元通りの笑顔を取り戻す日」
そんな風にボクは理解している。
この「ワード」がキャッチフレーズになってからの小田さんの活動は
すべてこの言葉に照準を合わせたものになっていると思う。
その「その日が来るまで」というコンセプトを具現化した曲。
この曲は現在(いま)の小田さんの「テーマソング」なんだろうな。
ボクはそう思っている。
一瞬静止する場内。 だが、すぐに大きな声援と拍手、手拍子が巻き起こる。
「小田さーん!!」
小田さんはこれまで見たことが無いくらい、ハッキリと、そしてしっかりと泣いている。
そして、手振りで「ごめん、ごめん」のポーズ。。。
それを伝えたかったんだ
手拍子の音も段々と大きくなっていった
小田さんも、ちょっと驚いた表情を見せていたような気がした。
もちろん、ボクも小さな声だけど歌った。
果たしてこんな素敵な光景をかつて見たことがあるだろうか!
小田さんの曲に宿る「パワー」と、聴衆から小田さんへの「感謝」の気持ち
その両者が一体となって起こったようにも思う。
万雷の拍手で「その日が来るまで」は暖かなエンディングを迎えた。
[ 6 ] さくらライブプロジェクト 小田和正 5/30(木) 福島県文化センター [小田和正]
この曲で完全な「オールスタンディング」になった。
で、もう小田さんはもみくちゃ。。
スクリーンと照らし合わせながらその姿を追っていたが、
このシャウトは今日の会場の雰囲気を象徴していたかのように感じました。
再び全身にこの日最高レベルの感動と、衝撃が走った