[ 6 ] さくらライブプロジェクト 小田和正 5/30(木) 福島県文化センター [小田和正]
「 もっと僕等は、やさしくなれる。
もう少しだけ、心開けば〜〜 」
曲は 「 # やさしい雨 」 へ
どちらかというと重い曲調の2曲から今度は一転軽快なポップスへ
感極まって「ベロベロ〜」になったボクの心をやさしい雨が柔らかにほぐしてくれる。
そんな爽やかな癒しの展開だった。
「泣いた^~^がもう笑ったー」で、ボクはもうすぐに楽しい気分になって、手拍子にも力が入る。
ステージでは冒頭手が空いている金原さんが大きなジェスチャーで
手拍子を煽動して、客席もそれに続く。
みんな一様に割れんばかりの笑顔だ、会場はとても良い雰囲気に包まれていた。
「 無くしてきたもの その多くは 決して戻る事は無いけれど
それでも 遠い空を 見上げてくれる 人がいる 」
「 キミの 明日が きっといい日であるように
キミと 大切な人が 笑顔でいられるように 」
「 キミの 周りに 柔らかな風が吹くように 」
この「やさしい雨」は最新アルバムの「どーも」に収録された曲
なので、小田さんがこの曲を作ったのはもちろん震災の前だ。
しかし、なんて今日というこの日にピッタッリマッチした曲なんだろう。
手拍子をしながらそう思った。
観客も皆本当に満面の笑顔を浮かべながらこの「やさしい歌」を楽しんでいる。
その時、この会場全体が幸せに満ちあふれた空間になったように感じた。
しかし、、こうやって曲の詞をなぞって書いているだけで、
なぜか鳥肌が立ってくる。
小田さんの曲が持つオーラは半端ではないと、今この瞬間にも身体が感じている。
この曲もラストで稲葉さんが力のこもったギターソロを聴かせてくれる。
後半のMVPは「いなピー」で決定だね。
そして、もうおなじみすぎるあのギターのフレーズ!
「 # ラブストーリーは突然に 」
後半のこの辺は、もう前半のようなMCは全く無しで、畳み掛けるように曲が続く。
やさしい雨では完全に総立ちではなかった場内も。
この曲で完全な「オールスタンディング」になった。
この曲で完全な「オールスタンディング」になった。
「ラブ突」は 8 の手拍子があまりにも気持ちの良い曲だ。
そして、始まってすぐに感じた違和感は「ミラーボール」が無い事
いつも曲が始まる前にミラーボールが降りてくるから。。
「あ〜ラブ突か〜^^」
と、曲前にすぐに解る。
今日はその「儀式」が無かったから、それが逆にとても新鮮に感じた。
それに、、「ロングなダッシュをしない」「客にマイクを預けて歌わせない」。。
つまり、「ちゃんと歌う」ラブ突って何年ぶりだろう。。
そんな一風 妙な感慨に最初は浸っていた。。
「ぼくーらは、いつまでも!」
小田さん、客席にマイクを向ける
「みしらぬふたりのー、まま!」
突然のフリにも合唱はピタリと揃う。やはり今日の観客は最高のレベルだ!!
そして、、このまま終わるのかな・・??
当然そう思っていたが。。。。
(小田さん両手で そこ!よけてよけて。。の図 )
あーー
だめだ。。またやっぱり「あれ」をやるのか。。。
舞台袖の花道の先端から小田さん客席へ向けてダイブ!!
割れんばかりの黄色い悲鳴と歓声!!
(満面の笑顔を振りまきながら、歌わせる客を楽しそうに探す小田和正の図 )
上から見下ろしていたが、一階の客席は右へ左への大パニック。
もちろん、ゆっくりではあるが通路を縦横無人に歩き回りながら
時折客にマイクを向けてサビを歌わせるいつもの「あれ」を。。
当然のように今日もやっていた。。
やっぱり今日も小田さんの歌う「完全フルコーラスのラブ突」」は聴けなかったが、
いつも通りのファンサービスは嬉しい限りだ。
で、もう小田さんはもみくちゃ。。
スクリーンと照らし合わせながらその姿を追っていたが、
全然見えなくなった。
かくして、会場には小田さんのマイクを通した途切れ途切れの
歌声だけが鳴り響いていた。
エンディングで。。。
「 見知らぬふたりの まま! 」
「みんな、ありがとー!!」
チョット珍しいシャウトだった。
いつもの小田さんの「オハコ」は
「どーも ありがとー!!」
で、アルバムのタイトルが「どーも」になったくらいなので、
上から見ていて、「へー、これは珍しい!」と思った。
結構もみくちゃになっていたけど、見た目より観客のマナーが良かったのか、
今日のお客さんの「最高度」に自然にそういう表現になったのか、
いずれか解りませんが、、、
このシャウトは今日の会場の雰囲気を象徴していたかのように感じました。
で、そのまま小田さんがよく確認できないまま「ラブ突」はエンディングへと向かい、
次の曲
「 # キラキラ 」 へと、なだれ込む。
イントロの最中、ようやく前列に小田さんたどり着き、
後ろ向きに手をついて「えいっ!」とヒップジャンプしてお尻をステージ上に着地させる。
体育の授業みたいでつい和んでしまう。。
「ラブ突」の小田さんの客席への乱入で、会場は今日一番のヒートアップ
綺麗に揃った手拍子の音が、ここで一番大きく響いていた気がした。
「とおくにみーえる。。。」
「そのゆーめーをー
まだあーきらめーないで!。。」
もの凄い大合唱!!
小田さんも当然今日の観客の充実した「気」を察していたのだろう、
もう完全にマイクを客席に預ける。
それに呼応するかのように観客は続きを延々と歌い続けた。
「ゆらーゆらーゆらー、、〜」
「キラっキラっキラ、、、〜」
小田さん、半ばあきれたような、それでいて本当に嬉しそうな表情を浮かべていた。
観客の合唱は延々と続いた。
「キラキラ」は小田さん、半分も歌っていなかったんじゃないかな??
観客が歌う「手伝いをする」程度な感覚だった。
真にこんな「マジック!」な景色は滅多に観る事は無い。
ライブってやっぱり凄い。 人の力ってほんと凄い。
その客席の中の一人でありながら、ボクはそんな事を考えてしまった。
そして、もちろんボクも歌っていたよ!
「今だから出来る事、それを決して忘れないで!」
「明日の、涙は、明日流せばいい!!」
今日に相応しいフレーズだ。
この2文句は小田さん、特に力を込めて歌っていたような気がした。
「どーも
ありがとーーー!!」
ようやくいつものシャウトが炸裂した!!
そして「キラキラ」はエンディングへ。
ボクは次の曲を待ち構える!!
割と静かなピアノの旋律が鳴り響く!
「君住む街へ」か?? 一瞬そう感じたが。。。。。。
5秒ほど経過した時
再び全身にこの日最高レベルの感動と、衝撃が走った
再び全身にこの日最高レベルの感動と、衝撃が走った
再び全身が粟立つ!!
予想もしなかったその曲は!!
[ 7 ] へ続く
nice ありがとうございました
by kojiyan (2013-06-22 09:14)
小田さんが学んだ大学に勤めていますが、
なかなかコンサートに行く機会に恵まれません。
by johncomeback (2013-06-22 10:36)
kojiyanさん! コメントありがとうございます。
よろしくお願いします!
by ヨシゾー99 (2013-06-22 12:36)
johncomebackさん。コメントありがとうございます。
東北大ですか!凄いですね! 小田さんのライブ、是非一度足を運んでみてくださいね!
by ヨシゾー99 (2013-06-22 12:39)